写真展にお越し頂いた方から感想が届いていますので、ご紹介させいて頂きます。
グッドネーバーズ・ジャパンの写真展について (早稲田育英ゼミナール 塾長 高橋優介)
まずお店の印象は開放感があり店内も非常に明るいので居心地が良かったです。写真展というと、私は以下の欠点を安易に想像してしまいます。まず、写真展というと、写真のみ掲示されており、本当に興味のある人が考察する場でしかないのではないかということです。
また、写真展の目的である「知ってもらう」こと自体、具体的には知らせる側と知る側の温度差です。それが強く訴えたいものであればあるほど、知らせることに力を入れすぎて、知る側に強制、圧力が無意識のうちにかかっていることです。知らなければならない、このプレッシャーが「興味がある」程度の人がこの場に入ることに躊躇いを感じさせる原因かと思います。
得手勝手ですが私としてはこの場は、何も知らない人が知る機会であって欲しいと願って止みません。
今回このレストランという場所で写真展を開くというアイディアは以上の私が考察した欠点を見事に解消していると思いました。それは対話が思い切りできる空間であるということです。
インプットだけではその場に勉強しにいったというイメージが強くなり、その先に自分が考察したものが反映されず、ややもすれば風化してしまう可能性があると考えます。
それがこの場所でなら、対話をし、意見を交わし、自分の知らなかった考え、相手の知らなかった一面を斟酌する絶好の機会になります。身近な人の考えも聞くことができ、相手との関係も含め、印象深い時間を過ごすことができると思います。
蛇足ですが、知るとは考察をして、それを人と意見を交換することで自分のものにしていくものではないかと思います。写真展を含め、「知らせる」機会はこのようであるべきだと考えています。
また椅子に座れて鑑賞することができるのもポイントだと思いました。私は美術館に時時行くのですが、どうも中盤以降混雑と立ち見の疲れでゆっくり鑑賞できなかったと残念な気分になります。それが椅子のお陰でゆっくり鑑賞できるのはいいなと思いました。そして今回の開放された空間その温度差を緩和し、「知ってもらう」という場として相応しいものだったと感じています。 |