世界中の子ども達に笑顔を。途上国の子どもの教育支援・緊急支援を行う国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン
(2010年1月) (2010年2月-3月) (2010年4月-12月) (2011年1月-)
(2010年1月) (2010年2月-3月) (2010年4月-12月) (2011年1月-)
ハイチでは10月中旬からコレラ感染が拡大し、コレラによる死亡者が2000名を超えました。貧しい地域や難民キャンプを中心に急速に広まっています。
グッドネーバーズが学校建設などのプロジェクトを進めているシテ・ソレイユ地域は、人口密度が高い上に、衛生施設が整っていないため、特に深刻な状況です。
また、コレラによって両親を失った子ども達や、シングルマザーの家庭のように、社会的に弱い立場にある人々への支援が強く求められています。
しかし、政府等の支援は不足している状態です。
グッドネーバーズがコレラ等の治療や予防の為に運営している保健所では、患者が1日に平均2~30名から100名あまりに増えました。そのため 24時間体制での迅速な治療により力を入れるとともに、更なる感染の防止にも努めています。
<給食支援プログラム>
入院患者には、症状が良くなる過程に合わせた食事の提供が必要ですが、ほとんどの場合、適切な食事を摂ることができていません。また、一部の患者は家族が用意したお弁当を食べますが、患者が食べたお弁当や食器類から2次感染が広がっていると推測されます。
そのため、保健所では患者たちを対象にした給食支援プログラムを始めました。
<子ども達への給食支援>
シテ・ソレイユ地域で、コレラ感染者が急増する主な理由として、地域の衛生環境が悪いこと、住民たちの栄養状態が良くないことが挙げられます。
特に子どもたちの場合、多くが慢性的な栄養失調で、大人よりもコレラ感染の可能性と致死率がとても高くなります。
こういった現状を受けグッドネーバーズは、保健所内だけではなく地域の子ども400人を対象に給食の提供を開始しました。
子どもの栄養状態を改善させ免疫力を高めるとともに、保健教育を併せて実施し、感染予防にも努めています。
国内全域に広がるコレラへの対処や、地震の復興作業の遅れにより、ハイチでは政府や国際連合に対する不満の声が高まっています。暴力行為が多発し、人命被害が相次いで発生しており、国連に対する怒りが次第に外国人やNGO団体へ向けられてきている状況です。
グッドネーバーズは現地に滞在している緊急支援スタッフの安全を確保しながら、ハイチの人々が一日も早く日常生活を取り戻せるよう、コレラ感染への対応とともに、インフラ整備等の長期再建事業も進めています。
<教育施設>
シテ・ソレイユ地域では、学校建設のための敷地整理の作業を進行中です。
学校が建つ敷地は約20年ほど前からゴミの埋立地となっており、現在はほとんどの住民がゴミの上に家を建て暮らしています。グッドネーバーズは、地域住民とともに地震で倒れた建物の残骸を利用し敷地を埋め、土と砂利を使って建設の敷地を作っています。
<堤防復旧工事>
レオガン地域では近くを流れる川の氾濫により堤防が破壊され、住宅や農耕地に大きな被害が頻繁に発生している状況です。
そのためグッドネーバーズはPKO(国連平和維持活動)と協力し、この地域の堤防復旧工事を進める予定です。
<シェルター>
敷地確保の問題により、ほとんどの国際機関は住宅支援を行えずにいます。
グッドネーバーズはこの対策としてシェルター(臨時住宅)の支援を行う計画です。現在支援対象である3つの難民キャンプ(IDPs Camp)では約300世帯が暮らしており、地震の震源地であるレオガン地域を中心に事業を進める予定です。
ハイチ大地震緊急支援につきまして、皆様から頂いた募金総額とその使用内訳、現在までの活動をご報告するとともに、 今後の支援計画をお知らせいたします。(グッドネーバーズ・インターナショナル全体での募金総額・活動のご報告です。)
ハイチ緊急支援 募金総額: 2,432,530ドル (2010年11月4日時点)
多くの個人・企業・団体から多大なご協力を頂きました。緊急支援募金にご協力頂いたすべての皆様に心からお礼申し上げます。
ハイチの緊急支援は規模が大きく、長期に渡る再建事業として、持続的で体系的な計画が必要とされます。
グッドネーバーズはまず、募金額の半分に当たる約120万ドルを、初期の緊急支援の活動費用
(食糧、テント等の物資支援、伝染病予防、並びに医療支援)に使用しました。
残りの金額のうち約45万ドルは今年12月までの緊急住宅支援、教育、並びに衛生支援に使用します。
2011年も継続してハイチの長期再建事業に取り組んでゆく予定です。
募金使途の内訳、今後の計画等の詳細はこちらからご覧ください。
ハイチ大地震緊急支援・活動報告と今後の支援計画
復興活動が続いているハイチにて、現在コレラ感染の深刻な被害が広まっています。
感染者の数がさらに増えて2万3千人を超え、感染地域も国内のほとんどの県に広がるなど、一段と深刻な状況になっています。国連は、「衛生施設や清潔な水が不足しているため、感染のスピードが早く、患者の数も多い。収束するまで数か月以上かかるかもしれない」との見解を述べています。
グッドネーバーズ・ハイチはコレラ患者を受け入れている病院に発電機を設置して、24時間体制で受け入れができるように支援しました。そのほか医薬品の支援も継続中です。
また、学校建設、住宅建設支援、堤防の工事なども実施しています。
グッドネーバーズ・ジャパンでは、この状況を踏まえ、ハイチ地震の緊急支援募金を再開することとなりました。
頂いたご寄付は、コレラ患者の医療支援の他、グッドネーバーズ・ハイチが現地で行う復興支援事業に使わせていただきます。
23万人以上が亡くなった大地震を生き延びた人々が、不衛生な環境での避難生活が続き今度はコレラによって命を脅かされています。
一刻も早く、人々が元の生活を取り戻し、復興への道を歩めるよう、皆さまのご支援をお願い致します。

患者であふれかえる保健所
写真の内容はフォトジャーナリスト、水島伸敏氏がグッドネーバーズが活動しているレオガン地域を取材した時のものです。

未だ、多くの住民がテント生活を余儀なくされている。(2010.5.17)
現在3年以上の耐久性と雨期やハリケーンにも耐えうる木造仮設住宅を、阪神大震災で使われていたものを参考に改良し、建設中。
水島氏が取材した次の週から300棟の仮設住宅建設に着工。ハリケーンシーズンの8月終わりか9月までには完成させなければいけません。

仮設住宅に入る為の審査をしているところ。
仮設住宅は基本的には震災で家を失った人のためのもので、入居するためには面接後に、自分の今住んでいるテントと自分の崩壊した家をスタッフに見てもらい証明しなければいけません。
シングルマザー、シングルファーザー、両親を亡くした孤児、障害者などは優先されます。

彼女の家は、地震で崩壊してしまった

仮設住宅の建設予定地
ハリケーンがくるまでに建設が終わり、多くの人が安全に暮らせるように今後も支援していきます。
地震から3カ月余りが過ぎました。グッドネーバーズは皆様からたくさんのご支援を頂き、ハイチに届けてまいりました。
ハイチでは、震災後の混乱は落ち着きを見せ始め、緊急支援から復興支援へと支援内容が変わってきています。
今、ハイチで一刻も早く必要とされている事は、6月から始まるハリケーンシーズンの前に、住宅を失った被災者をテントや防水シートの小屋からもう少し丈夫な木製の仮設住宅に避難させることです。
グッドネーバーズは、5人用の木製仮設住宅約700件の建設を準備中です。
これにより、人々はハリケーンを乗り越え、屋根とドアのある家で、元の暮らしに戻れるよう生活を立て直す場所ができます。
ハイチの復興には長期的な支援が必要です。今後も皆様のご協力をお願いします。
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