ケニアの首都ナイロビ近郊のスラム街にコロゴチョ(Korogocho)という地域があります。コロゴチョ地域には、大きなゴミ集積場が存在し、首都ナイロビから出されるゴミがここへ集められます。
コロゴチョは、貧困地域であり、多くの人々がゴミの山から売れそうな物を探し、生計を立てています。
グッドネーバーズはコロゴチョ地域で、1995年から、子どもたちを対象に教育及び給食支援活動を行っています。また、地域住民の自立を目指し、職業訓練センターを運営しています。
コロゴチョ地域に住む25万人の多くは、安全な水も食べ物も持たず、1日1ドル以下という、極度の貧困の中で生きています。
大部分の地域住民が、日々拡大し続ける1.5キロ四方のゴミ山での収入に生活を依存しています。
この地域の衛生環境は、大変劣悪です。この地区では、ケニア国内のどんな廃出物とも比較にならないほどの悪臭が漂っています。その原因は、腐敗したゴミとゴミを燃やす煙です。環境にも人々の健康にも非常に悪い影響を与えています。
ゴミ山の横を流れるナイロビ川はひどく汚染されており、生き物は死に絶え、その水は国内流域のすべてで使用することができません。

家屋が密集しているコロゴチョ地域

濁った川が、この地域の環境を物語っています
トラックからから降ろされる新しいゴミに人々は集まります。
私たち日本人には、コロゴチョ(Korogocho)の人々が、どうやって腐敗が進むゴミ山に依存する事ができるのかと思うかもしれません。しかし、彼らはゴミ山で「食べられる」残飯を集め、その日を生きています。
またゴミ山で捨てられたプラスチックとポリエチレン廃棄物は、再生原料として売ることがでます。1kgのプラスチック廃棄物は、2kshs(約3円)になります。再生原料になるスクラップも、1kg、8kshs(約12円)で売ることができます。

新しいゴミがやってきた
ゴミ山でゴミ拾いをしている人々の中には、グッドネーバーズの学校に通っている子どもたちの両親もいます。

娘を学校に送りだすお母さん

そして、お母さんはゴミ山へ行く

秤にかけ、重さを計ります

これが、今日の稼ぎ
ジラニ教育センターは現在、660名の子どもたちが読み書き計算などを学んでいます。子どもたちには、授業、文房具、給食が無料で提供されています。ここでの給食が一日で、唯一の食事になってしまう子どももいます。
学校給食プログラム
ジラニ教育センターでは、学校に通う子どもたちが健康に成長できるよう、栄養士が就き、学校給食を提供しています。

ジラニ教育センター

グッドネーバーズは、コロゴチョ地域のダンドラ地区で、職業訓練プログラム事業に取り組んでいます。貧困サイクルを断ち切るため、各家庭の経済状況の改善が、子どもたちの生活環境を底上げします。
グッドネーバーズ・ケニア職業訓練センターでは、50名の青年たちが、コンピューター、木工技術、美容技術、洋裁技術などの技能訓練を行っています。
グッドネーバーズ職業訓練センターは、14歳〜20歳の若者たちを対象に専門技術を提供しており、住民自身の貧しさからの自立を支えています。

木工技術の教室

美容教室
コロゴチョ地域住民の健康を守るため、毎年約13,000名の地域住民へ診療を行っています。
また、モバイルクリニックチームが毎月、病院に行くことのできない地域住民を対象にコロゴチョ地域及びトラスマラ地域を巡回し、人々へ診療を行っています。毎月約2,400名の住民が、診療を受けています。

これらの支援事業は皆さまのご支援のもとになりたっております。皆さまのご支援を宜しくお願い致します。
グッドネーバーズが行っているケニアのプロジェクトをご支援して下さる方を募集しています。皆さまから寄せられる一つひとつの支援が、プロジェクト地域の子どもの成長を助け、地域社会の発展を支援する大きな力となります。
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