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● シラズゴンジ地域コミュニティ開発プロジェクト

バングラデシュの首都ダッカから北部へ車で3時間の場所に、シラズゴンジ地域があります。この地域は自然災害の多い地域で、毎年、近くを流れるジョムナ川の氾濫により、洪水被害が発生しています。

シラズゴンジ地域では、2007年9月に大洪水被害が発生し、大被害がもたらされました。地域住民の多くは、洪水により家と家畜を失い、作物を失いました。農業に従事する住民が多いこの地域で、昨年の収穫は、人々を失望させました。

2007年11月12日、13日の二日間に渡り、被災者へ洪水被害後3度目の緊急支援活動が行われました。

11月12日、13日の二日間で、被災者850家族へ1袋15キロの緊急支援物資の配給を行いました。物資の内容は、お米10キロ、砂糖、塩、油、ビスケット、種などです。物資を受け取ることの出来る家族は、配給券を持っています。事前にグッドネーバーズのスタッフが、各家庭を回り、被害状況と貧困状況の調査を行った上で、最も被害を受けた、貧しい住民たちに配給券を配っています。

物資は一時的な緊急支援にすぎないため、住民が住民自身で、生きていくすべを身につけ、仕事に就き収入を得ていかなければなりません。

シズラ村
配給物資に並ぶ女性たち
   
配給物資を受け取った女性
配給券を握る人

● シラズゴンジ地域農業&職業トレーニングセンター

女性を対象とした裁縫コース&マイクロクレジットプロジェクト

女性一人で家計を支えなければいけない未亡人、離婚した女性、病気などにより夫に収入がない女性たちを優先にした6ヵ月間の裁縫コースを設けています。女達はこのコースで、針やミシンを使い、しおり、テーブルクロス、クッションカバー、服、工芸品などの作り方を学びます。こうして、彼女たちの手で作られた物は、市場で売られ、彼女たちの収入となります。6ヵ月間の裁縫コースを通して、訓練を重ね、商品の質を高めて行きます。

グッドネーバーズ・バングラデシュでは、コース終了後の女性たちにミシンを買うための融資を行っています。支援的な利息で融資を受けた女性たちは、自宅でミシンを利用し、商品を作りながら、毎月返済して行きます。返済率は、98%以上です。

シズラ職業センター

● 営農プログラム

漁業トレーニング

農業&職業トレーニングセンターには、池があります。地域住民は、この池を利用し、漁業トレーニングを受けながら漁業技術を高め、家計所得の向上を目指します。子魚は、成長した大きな魚よりも安く買う事が出ます。市場で子魚を買い、池で子魚に餌を与えて育て、成長させます。また、繁殖させることで、市場で子魚を買った値段よりも高く、魚を売りさばくことができます。地域住民たちは、こうした知識や技術をトレーニングセンターで学び、各家庭の所得向上に努めています。

シズラ漁業トレーニング

家畜プログラム

農業&職業トレーニングセンターでは、13頭の牛を飼っています。牛は、市場で、栄養不足の安い牛を購入し、牛に栄養分の高い餌を与えて育てています。住民たちは、家計所得の向上を目指し、栄養のついた牛から牛乳を搾る方法や牛を市場で買ったり、売ったりする方法などを学んでいます。

栽培プログラム

季節ごとに野菜を栽培するプログラムを行っています。住民たちは、栽培プログラムで農業技術を学び、生活の向上に努めています。

● シラズゴンジ保育園

両親が仕事又は職業訓練を受けているため、幼い子どもが家に取り残されてしまうケースは少なくありません。グッドネーバーズでは、児童保護施設を設け、子どもたちの安全の確保と基礎教育の提供を行っています。そして、子どもたちの教育を受ける権利と重要性を両親たちが自覚する事ができるようサポートしています。

シラズゴンジ保育園の教師は全て、ボランティアスタッフです。地元の大学に通う学生が、ボランティアスタッフとして、働いています。学生ボランティアスタッフたちは、シラズゴンジ保育園で、週三回(ローテンション)、働いています。学生ボランティアは、保育園の勤務を終えた午後、農業&職業トレーニングセンターに設置されているコンピューター室で、コンピューター訓練コースを受けることがことができます。

● ミルプール/グルシャン母子ケアセンタープロジェクト

バングラデシュでは、女性の社会的立場は弱く、夫が重婚をしていたり、他の女性と結婚してしまうケースが残念ながら多くあります。こうした場合、女性が子どもたちを育てながら、家計を一人で支えて行かなければなりません。

グッドネーバーズでは、幼い子どものいる女性たちへベイビーケアセンター(託児所)を提供しています。彼女たちが働いている間、安心して子どもを預けておける場所を提供するプロジェクトが、ミルプール・グルシャン母子ケアセンターです。

グッドネーバーズは、首都ダッカのミルプール地区、グルシャン地区において、合計12ヵ所の母子ケアセンターを運営しています。

バングラデシュの首都ダッカには、いくつものスラム街が広がっています。その中でも一際大きなスラム街が、コリエルスラム街です。このスラム街の中に、グッドネーバーズが運営するベイビーケアセンター(託児所)があります。

2名のスタッフが常勤し、子どもたちのケアを行っています。ベイビーケアセンターは、朝の7時半から夜の9時半まで開いています。

コリエル
コリエルスラム街
   
スラム街入口
スラム街路地
   
 
スラム託児所

● ミルプール/グルシャン職業訓練センター

母子ケアセンタープロジェクトでは、家計を一人で支えている女性たちを対象にグルシャン地区、ミルプール地区(各1ヵ所)で、職業訓練センターを運営しています。幼い子どもを持つ女性たちは、グッドネーバーズのベイビーケアセンターに子どもを預け、職業訓練を受けています。

ハサミの使い方、メジャーの使い方、線の引き方からはじまり、針、ミシンを使いながら、しおり、服、テーブルクロス、工芸品を作っていきます。

また、グルシャン職業訓練センターでは、数多くのロウソクも作成しています。バングラデシュの多くの家庭では、電気の供給がないため、ロウソクの明かりが必要となります。

こうして、女性たちは収入を得るため、ここで技術を学び、物を作り、市場へ売りに行きます。

職業訓練を受けている女性たちは、家族を養っていけるよう、子どもたちを学校へ通わせることができるよう、努力しています。

ミルプール職業訓練センター
職業訓練 しおり
   
職業訓練 服
職業訓練 テーブルクロス
   
職業訓練 ロウソク
グルシャン職業訓練センター

これらの支援事業は皆さまのご支援のもとになりたっております。皆さまのご支援を宜しくお願い致します。

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