グッドネーバーズ・ジャパン > 子どもの事例紹介 > 父親の愛情を求める少年:エチオピアより

父親の愛情を求める少年:エチオピアより

今日の子どもたちは、様々な理由によって両親から愛情を受けることができないという問題を抱えています。特に発展途上国では、貧困やHIV/エイズ、内戦などによる破壊が大きな背景としてあります。

元兵士たちの問題は深刻です。貧困や病気に直面する機会が多く、道徳的、精神的感情が乏しくなってしまいます。彼らは家族という重荷を負うことができず、責任を感じることもありません。

このような環境で暮らしている子どもの一人がイオップ・ワグダレス君。私たちの支援の対象者で、エチオピアの首都アジスアベバに住んでいる9歳の少年です。彼はとても明るく、友達と遊んでいる時は幸せそうな笑顔を見せています。しかし彼の生活がよくなるには、父親の心の病が影を落としています。

イオップには家族の愛情と適切な保護が必要ですが、彼の努力だけで簡単に実現するものではありません。実際は、母親さえも父親と離婚し、他の人と結婚してしまっています。

父親の健康状態が悪いため、イオップはいつも道端や川べりや森で一日を過ごし、泣き叫んでは父親の愛情を求めています。

私たちはさっきまでとは全く違って悲しそうな様子で泣いているイオップを見つけました。彼を慰め、どうしたのか尋ねると、イオップは深い感情を短く打ち明けました。−「お父さんが大好きなんだ。」

イオップは授業に出ることもできなくなっていました。彼は全てをなくして空っぽの孤独を感じていたからです。私たちは一日中彼と一緒にいて、食事を提供しているグッドネーバーズ・エチオピアの建物で、相談にのったりアドバイスをしたりして彼を癒そうとしています。でもその後は、近所の人たちが見守るだけの誰もいない家にイオップは帰ります。誰もいない家は彼をとても失望させてしまいます。

現地スタッフの日誌より

→ 子どもサポーターになって貧困に苦しむ子どもをご支援ください。