世界中の子ども達に笑顔を。途上国の子どもの教育支援・緊急支援を行う国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン
2011年6月
グッドネーバーズ・インドボランティア、ソン・デギュ

「ハス、ハス」
「ナゴ、ナゴ」
「コティカ ノウ」
「ハーイ、笑ってみましょう~」という意味のヒンディー語です。子どもサポータ―の支援を受けている子どもたちのプロフィール用写真を撮影する時、汗をかきながら子どもたちに言っています。
深い岩山の中にあるラヤチョティオフィスで順調に写真を撮っていた時、次に写真を撮るはずの子どもが恐くなっていたのかお母さんの胸で泣き出してしまいました。すると、他の子どもたちも一人、二人もらい泣きしていつの間にかオフィスは子どもの泣き声でいっぱいになっていまいました。待っている子どもたちはたくさんいるのに静かになりそうもなく、しばらくあやした後にやっとぎこちない表情の写真を1枚とることが出来ました。


(左)急に泣きだした子ども (右)やっと笑ってくれた瞬間
子どもたちの写真撮影を終えた後、一枚の写真が私を悩ませました。写真を撮りたがらなかった子どもがしかめっ面だったのです。落ち込んでいる私に事務局長がこのように話してくれました。
「子どもの未来のためにすべきことは色々ある。子どもサポーターさんのための写真を撮ることもそうではないかな。そのうち幸せな顔の子どもの写真を撮れる日が来るからあまりがっかりしないでね。」
事務局長の助言で私は、私がすることの重要性に気が付き、ポジティブに考えるようになりました。写真はサポータ―さんと子どもの成長過程を共有し、子どもたちが持続的に支援を受けるために大事な成長の証しであると。

友達になってくれた村の子どもたち
そう考えるようになってから写真撮影は楽しくてやりがいのある時間になりました。ピクニックのように子どもたちと遊びに行ってかわいい姿を撮ったりしながら泣く子どもを笑わせる方法もわかるようになりました。オフィスに行くといつの間にかカメラについてくる子どもたちがいて、幸せな気持ちになります。写真がこの子たちの希望と大切な夢をサポーターの皆様と一緒に叶える小さな一歩になることを望んでいます。